有効求人倍率が1倍超え!今の労働市場ってどうなってるの?
みなさんは有効求人倍率をご存知ですか?
有効求人倍率とは経済指標のひとつとなっており
求職者1人あたりに
何件求人があるのかを示しているもので
現在の有効求人倍率は1.34倍となっています。
1倍を超えるということは、
求職者よりも求人数が上回っているという計算になります。
これは日本経済にとって良いことであり、
それだけ活気があると言える数値になります。
1倍を超え始めたのは2013年の9月ごろからで
この時期に何があったかというと、
実は、2020年のオリンピック開催地が
東京に決まったのがちょうどその時期なんです。
このころから、
有効求人倍率は1倍から下がることなく
上昇し続けています。
それでは、求人業界ではどんな変化があったのか
チェックしていきましょう。
メディアの変化
求人といえば、
有料求人掲載情報誌、フリーペーパー、
折込チラシ、求人サイトといった
4つに大きく分かれています。
これらの件数を調べてみると、
このようになります。
有料求人情報誌と折込チラシは
前年よりも減少していますが、
フリーペーパーと求人サイトは
大きく増加しています。
これは、ネット社会であることや
料金を払わなくても求人情報が見られることが
大きく影響していると言っていいでしょう。
地域別で見る倍率の違い
都道府県や地域の有効求人倍率を見ても
およそ大半が1倍を超える結果となっています。
近畿では全体の平均が1.24倍となっており、
大阪では平均が1.22倍になっています。
そして、2015年4月から2016年4月の間で
一番倍率が高いのが2016年の4月となっており
倍率は1.34%となっています。
これは、2016年の4月に
求人数が最も多かったということになります。