有効求人倍率が1倍超え!今の労働市場ってどうなってるの?②
前回からお送りしています
有効求人倍率と労働市場について
続きをお送りしていきたいと思います。
時給について
年々、最低賃金は上昇傾向にありますが
職業によって時給の違いがあることはご存知ですか?
例えば、フード系や販売系など
特に資格やスキルがなくても可能な業種は
時給が1000円を超えるところはあまりありません。
ですが、資格やスキルを必要とする専門職などは
地域にもよりますが、
1000円を超えるところが多くあります。
また、営業職についても
時給は1000円を超えるところが
多くみられるのもポイントですね。
求職者の傾向
主に高校生・大学、専門学生・フリーター・主婦(夫)を
ターゲットとした際に
どんな時期に、どのような求人をチェックしているのか?
ターゲット別に紹介していきます。
まずは高校生。
高校生はまだ学生で自由な時間があまりとれないため
冬休みや夏休み前になると仕事探しに意欲的になります。
高校生の人材確保をするなら、長期休みの前あたりが良いでしょう。
そして大学・専門学生。
こちらは特に大きく変化はありません。
ですがやはり、学校が長期間の休みに入ると
短期でのアルバイトを探す傾向が見られます。
次にフリーターですが、
こちらは基本的に仕事探しには意欲的です。
ですが、季節のイベントによって、
通常のアルバイト以外の仕事を探す傾向にあります。
最後に主婦(夫)については
子供の休みに合わせ、
仕事を探すかどうかを決定する傾向にあります。
特に夏休みなどは、子供が自宅にいるので
あまり仕事探しに意欲的にならないようです。
確保しておくのなら、
夏休み前から募集をかけておくことが
ポイントになります。
以上が現在の労働市場のデータとなります。
有効求人倍率が1倍を超えている現在では
人材確保が難しい世の中となっています。
そのため、
こういったデータをしっかりリサーチし、
求める層へのアピールをする時期や
動向を見極めていくことで、
確実な人材確保へと道はつながっていくでしょう。