時代の最先端をいく美容業界の人材難とその克服について!その①
毎日オシャレな服を着て、
時代の最先端をいく美容師さん。
そんな美容師さんに憧れ
美容専門学校に通う学生も
多いのではないでしょうか?
ですが美容業界は
萬年人材難に
悩まされています。
今回は全2回に渡って
人材難の全貌と
人材難を克服するための
情報をお送りしていきます!
どんなお仕事?
美容師の職業とは
国家資格が必要な職種であり、
その資格には
技術が必要とされています。
ですので、
その資格を得るためには
専門学校に通い、
技術を身に付けることで
試験を突破し、晴れて美容師の
国家資格を習得することができます。
美容師といえば
「カリスマ美容師」とよく耳にしますが、
資格を習得しただけでは
カリスマ美容師にはなれません。
資格を習得して、美容室に勤め始めると
まずはアシスタント業務から始まります。
美容師の技術というのは、
資格を習得してからも
その技術を継続し、
より向上させなければなりません。
なので、就職先が決まってからも
初めは下積みが多く、
なかなかお客様につかせてもらえません。
そういった下積み経験をして、
自らも技術を磨き、
お客様を集めることで
カリスマ美容師になれるのです!
ですので、カリスマ美容師さんは
本当に、たくさんの努力をして
その地位まで上り詰めた方々なのです!
見た目は華やかだけど・・・
利用する側から
美容師という職業を見ると
毎日すごくおしゃれで、
ファッションのお手本になる方々ばかり!
だから、お洒落な職業なんだな~と
見えがちですが、
実はとっても過酷な
労働環境なんです。
まず、一番わかりやすいのは
長時間立ちっぱなし
という事ですね。
1人のお客様に対して、
カットやカラーなど
注文通り行うと平均でも
2時間ほどかかります。
忙しい美容室だと、
そのあとすぐにまた
お客様につく場合も
もちろんあるので、
休憩まで立ちっぱなし
なんていうのはザラなんです。
次に、拘束時間の長さです。
営業時間が朝の10時~19時でも
営業時間前の準備や
営業終了後の片付け
それ以外にも営業終了後に
勉強会や、カットの練習もあります。
本当に、美容師さんは
常に時代の変化に
対応しなければいけないため
ベテランのスタッフでも一生懸命
努力をしています!
そして、手荒れなども
女性スタッフには辛いと感じます。
薬品を扱うので、
爪が変色してしまったり、
シャンプーをするので
ネイルができなかったり。
そんな表には見えない労働環境が
人材難になっている原因だと考えられます。
手に職はあるのに
美容師資格を持っていながら
美容室で働いていない方は多くいます。
また、働いていたけど退職した
という方も多く見られます。
簡単に習得できる資格ではないのに
なぜ美容師として働かない方が
多くいるのか?という疑問について
ズバリ、「給料が上がらない」
という実態が隠れているんです。
技術は常に追い求めなければならないのに
それに見合うだけの給料がない
というのが美容業界の現実でもあります。
最近では破格で
カットができるサロンがあったり
キャンペーンやクーポンなども多く、
利用者も「安いサロンに行きたい!」
となると価格勝負になってしまいがちです。
技術を安く提供してしまう事によって
売上も上がらず、給料が上がらない
というところに繋がってくるのです。
難題突破するために
ここまでで美容業界の実態は
理解できましたでしょうか?
思っているよりかなり
深刻な問題だと言えますね。
では、この問題を解決するには
どうすればいいのか?
その克服方法について
次のページでご紹介します!
ぜひともチェックしてみてください!