<ブログ>有料広告を使っているのに応募者がターゲットからズレている!?どういうことかご説明します!
本日のブログは
お客様のお悩みの解決提案事例をご紹介!
日本アドカスタムでは
クリック課金型の有料広告を
使う使わないに限らず、
採用活動にお困りの企業様へ
求人コンサルティングとして
具体的に改善策を提案しています。
今回ご紹介するのは
大阪府にあるホテル業のお客様です。
現在クリック課金型の有料広告を使っていて
応募もそれなりにあるのですが、
「応募者がターゲットからずれてしまっている」
というご相談がありました。
今回の求人に関しては
”日本人の方をなるべく採用したい”
というご希望があったのですが、
フロント正社員の応募者は
アジア系外国人の方が非常に多いということで
ターゲットがずれていました。
なぜこのようにターゲットから外れた
人材から応募が来るのかというと、
それはアグリゲーション求人の
特性の問題なんです!
アグリゲーション求人は応募があった原稿を
有料広告‧無料広告問わず
レコメンド表示をして 、
「似た」ペルソナの人たちに
えこひいき表示させる仕組みになっています。
なので、東南アジア系のお名前の方が
フロント正社員の求人に応募したとして、
AIがその人と似たようなお名前の方や
ペルソナの方などに
同じ原稿をレコメンド表示させて
また応募があったら、
AIが「これは読者が求めている求人なんだ」と
判断して表示数を増やしていくので、
似たような属性を持った人からの
応募が増えるわけです。
それがアグリゲーション求人の
素晴らしい特性の一つなんですけど、
今回のケースのようにペルソナがずれたら
ずっとずれてしまうことにもなるのです。
では一体どうしたらいいのか?
こうなった場合は
まず無料広告でやるべきです。
そしてコンバージョンがあがってしまっている
有料広告をやめなければいけません。
応募があるため優先表示されるのですが、
結局ペルソナがずれた人たちへの
表示になっているため、
これを止める必要があります。
そしてここから抜け出す方法は
(有料広告‧無料広告問わず)
2パターン考えられます。
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【 パターン1 】
違う職種名および職種コードの原稿を作って
対象のペルソナを変える
〈 例 〉
ホテルのフロントスタッフ
(職種コード:フロント)
=ずれたペルソナでAIが
レコメンドしている原稿
↓
掲載停止
ルームアテンダント
(職種コード:ルームアテンダント)
↓
新規作成
または思い切って...
フロント通訳
(職種コード:通訳)
↓
新規作成
など、職種コードを変えて
ペルソナを変えてみる。
これを無料広告でやるべきです。
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【 パターン2 】
アカウントの住所や掲載名を変えてみる
(店舗名を出さずに法人名で掲載してみるなど)
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このあたりを実践してみて
一定期間有料広告を使わない方がいいです。
(ペルソナ間違いを倍の力で引きずるため)
このように結局
有料広告‧無料広告問わず
コンバージョンが上がってしまっているため、
ターゲットからずれた求職者さんに
優先表示されるようになってしまっています。
またこのような場合は
ほかのバリエーション原稿の効果も
悪くなりやすいです。
今回のお客様の場合は
『たまたま応募が続いた人たち』 の
人種(ペルソナ)にレコメンド表示が増えてしまい
アグリゲーション独特の仕組みが
悪い方向に作用したと考えられます。
クリック課金型の有料広告を売っている営業さんは
応募が来ていたら広告費を稼げるわけですよね。
お客様が有料で使った広告費から
その営業さんには20%〜30%のマージンが
入るという仕組みになっていますから、
これを止めようとしないんです。
「利益相反」していますよね。
ですから”営業さんは有料広告を止めてくれない”
と思った方がいいです。
このようなことから
私は今回のお客様には
「このまま有料広告を使っていると
困り続けることになってしまうので、
今は思い切って有料広告をやめた方が良い」
と改善提案をさせていただきました。
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