シニア層の働き方と、それに対する企業の募集状況
みなさんはシニア層の働き方など
ご存じでしょうか?
現在、高齢化が進む日本では
シニア層の雇用問題も話題となっています。
今回は、anレポートの
人手不足解消の鍵となる
「シニア採用」をするために知っておきたい
現役シニアアルバイトの4タイプ
目的
シニア層が定年退職後にも
アルバイトなどをする理由・目的は
一体なぜだと考えますか?
その理由とは、
若者アルバイトとは少し違います。
・お金を稼ぐため
・健康を維持するため
・社会とのつながりを感じるため
・仕事のやりがいを感じるため
というこの4つのタイプが挙げられます。
お金を稼ぐため?
定年後のシニア層は
「年金で生活するのが普通」
と思っている方もいらっしゃるかと思います。
ですが、現実はそう甘くありません。
年金だけでは生活できない人もいれば
年金は生活費で全てなくなるので
自由に使えるお金がない。といった人もいます。
そういったことから、定年後も働くという選択をする方が
現在増えてきています。
健康を維持するため
高齢になると
だんだん自由に体が動かなくなります。
それは、動かなくなると余計に
運動不足になり、健康の妨げになってしまいます。
また、自由な時間が増えることから
家にいる時間も多くなるので
生活リズムの乱れなども出てきます。
そのため、健康維持のために
アルバイトをするといったケースも多くあるようです。
社会との繋がりを感じるため
今まで何十年と働いてきて
定年退職をすると、
はじめの頃はまだ
「ゆっくりできる」という事に落ち着きを感じますが
だんだんと、社会と切り離されたような気分になります。
人とのコミュニケーションも少なくなることで
脳の活性化も行われることなく
老化がどんどん進んでしまいます。
こういった老化防止や
社会とのつながりを保つためにアルバイトをする高齢者も
増えてきているようです。
募集状況
こういった4パターンのシニア層がいる中で
社会はどう対応していけばいいのでしょうか?
まず、シニア層の募集は
現在本当に少ないと言えます。
昔に比べると増えた方ですが
高齢者の数を考えると、まだまだといったところです。
求人媒体には、
「年齢制限を設けてはいけない」という媒体もありますが
実際に、求人を出す企業は
大体これぐらいの年齢層が来てほしいという願望があります。
そういった募集先への問い合わせや面接などへ行っても
結局年齢で不採用となってしまうケースがすごく多いんだとか。
だから多くのシニア層の方々は
仕事は選ばず、まずは自分の年齢でも働ける職場を見つけることが
最大の難関だと思っているようです。
任せたい仕事をつくる
今の高齢者は
私たちが思っているほど
アナログ派ではないのです。
一般事務も普通にやってのける方もいますし
力仕事でもバリバリやれる方がいます。
高齢者の雇用は
企業的にも大変な事かもしれませんが
若者ばかりに頼らず、分業することで
高齢者に任せられる仕事をつくることも可能なのではないでしょうか。
今後の動向
これからもまだまだ
高齢者社会は続くと言われています。
この社会の流れに
企業がいち早く乗っていかなければ
今後経済的にも、厳しい状況が続くのではないでしょうか。
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