人材難が深刻化するIT企業。優秀な人材は探すのではなく育てる?②
これからもっと需要が高まる
前回紹介した
IT業界の人材難について
おさらいしましょう。
・IT業界は技術社会
・ブラックのイメージがある
・未経験者には厳しい業界
・需要はたっぷりある
大きくまとめるとこの4点ですね。
では、今回はこういった難点から
克服するための情報を
お送りしていきます。
技術の向上
まず、社内での技術の向上を目指す
といった方法があります。
それは、社内のエンジニアだけではなく
他の業務を担当している方も
参加できる勉強会のような機会を作り、
社内から、
新たなエンジニアを発掘する
といった方法ですね。
会社の行う業務について
よく知っている社内の方だと
一番、人材難からの克服へ向けた
近道になると言えます。
ですが社内からだと
その分、他の業務が人手不足になるので
人事担当や部署間で徹底した
業務フローの相談などが必要となるでしょう。
職場環境の改善
長時間労働が懸念されているIT業界では
社員の過労には
注意しなければなりません。
世間からのイメージを回復させるためにも
職場環境の改善は重要になります。
最近だと
フレックスタイムの導入や
リモートワークでのストレス軽減を
実施している企業も
増えてきています。
こういった制度を
新たに設けることで
既存社員へのフォローとなり、
イメージ回復による人材確保の道が
開かれることとなるでしょう。
未経験からの採用
前回の記事にあったように、
IT業界では実務経験や、
技術、知識が募集条件であることが多く、
そんな条件を知っていながら
飛び込む未経験者は
限りなく少ないと言えます。
ですので、
未経験者を受け入れ育てていく
といったことも
人材難からの克服法になります。
企業側は即戦力として
働ける技術者を求めていますが
そこに力を入れて
人材難から克服できないより
新たなる人材を育てていく方が
クセのない、純粋に社内の基礎に沿った
技術者が誕生するので、
将来的に見るとこの方法は
企業にしても、
働く側から見ても
お互いが得をする良い方法だと思います。
最後に
今後、小学校でも
プログラミング教育が必須化されるなど
需要がより高まるIT業界。
既に知識を得ている人材よりも
圧倒的にこれから育つ人材が増えてきます。
今のうちに、
将来活躍してくれる人材を
しっかりと見定めていくことで
優秀な人材が企業に揃ってくれるでしょう。