求職者の心を掴む求人動画を撮るために必要な事とは?
1.画像では伝わらない社内の「温度」
お仕事を探している求職者の人々は
どんな条件でも良い
どんな雰囲気でも良い
どんな待遇でも良い
とは思っていません。
それぞれの人に理由があり、
それぞれの人に条件があります。
その中の一つとして、
私が求職者の時に重要視していたのは
【社内の温度】です。
温度といっても体で感じる気温ではなく、
心で感じる暖かさ、そこから漂う雰囲気の良さ
こそがキーポイントになります。
現在、数多くの求人形体があり、
その中でも
一番直に社内、社風、人を見られるのは
【動画】だと思います。
今回は、
求職者の立場に立った動画作りについて
具体的にコツをお教えいたします。
2.求人動画を撮るために
まずは、
どのような動画を撮影するかを決めなければなりません。
漠然と「スタッフを募集しています!」
それだけでは求職者には何も伝わりません。
企画をし、モデルとなるスタッフも交え
企業の何を伝えたいか、を相談しましょう。
一概に求人動画を撮ると言っても
遊びで撮るような、
手ぶれし放題、雑音だらけではいけません。
環境をしっかりと整えましょう。
かと言って、
本格的なビデオカメラや
固定するための三脚を購入する程でもありません。
お手持ちのスマートフォンでも簡単に撮影ができます。
社内の方を撮影するのであれば、
一人で映っているよりも、複数で、
その方々の関係性がわかるような動画であると
尚良いでしょう。
映像会社のような
クオリティの高い動画よりも
しっかりと要点を抑えた動画作りを心がけましょう。
3.スタッフが映っていると安心
求人動画を
YouTubeにアップする企業は
年々増加している傾向にあります。
大企業ともなると、
求人動画が映画のようだったり
芸能人を起用されている動画もあります。
ですがやはり、社内の雰囲気が
一番伝わるのは企業の社員が
動画に映っているということです。
求職者は
これから一緒に働くかもしれない人が
面接まで顔がわからない
働くことになるまでわからない
というのは本当に不安要素になります。
そこで、動画を使って
安心感を与えることにより
面接のすっぽかしや、
企業に対する不安を取り除く事ができます。
4.どんな動画が好感度高い?
企業の求人動画には
いくつかパターンがあります。
そのパターンとして
アットホームを伝える動画が
特に飲食店では多く見かけます。
このアットホームな雰囲気を
動画で伝えるのはすごく大切です。
仲間と楽しく働けるというのは
求職者にとってはすごくプラス要素でしょう。
次に多いのは、
お店や会社の制服紹介、
そして駅から会社への足取りを動画で。
といったものも多く見られます。
どのような動画が確実に好かれるか
というのは個人の好みにもよりますが
やはり笑顔が溢れている企業に
マイナスなイメージはまず持たないでしょう。
そういった意味でも
建物のみ、風景のみの動画よりも
会社の色が見える【人】をテーマにすると
良いかもしれませんね。
5.まとめ
ここまでで大事なことをおさらいすると、
・求職者にもさまざまな事情がある。
企業の応募条件と同じように
求職者にも条件があることを理解する。
・動画作りに対して
本格的に用意しなくてもいいが
配慮はしっかりとする。
・動画は何よりも
企業が伝えたい要点を
意識する。
・求職者の立場に立った時に
安心できる動画とは?
を考えて動画を作る。
現在は、昔のように
誌面だけ、文章だけ、画像だけ
の求人広告はほぼなくなりました。
様々な伝え方があるからこそ
より求職者に寄り添える求人を
企業側も出していけるのだと思います。
そして、応募者の増加にも
必然的につながることになるでしょう。