正社員採用レポート・営業職／後編／媒体問わず
正社員採用レポート・営業職／後編／媒体問わず
前編からの続きです。
引き続き、私が採用サポートをさせて頂いている、
営業職の募集を掛けたクライアントの事例について、
実数値を見ながらお話ししていきたいと思います。
こちらは、大阪府堺市にあるクライアントの
応募レポートの話をさせていただきます。
こちらの費用は10万円以内です。
今も掲載していただいているのですけれども、
4週間の間で応募数は46件と非常に多いです。
この棒グラフの上が応募者の属性、下が閲覧者の属性です。
まずポイントとしては、
完全週休2日制で年間休日120日というように
休みが充実している情報を載せました。
やはりそういった表現は
今の20代にはかなり響くのか、閲覧数は多くなります。
しかし20代の応募に繋がっておりません。
なぜかといいますと、堺市は郊外にあるためです。
20代の若い方というのは、
大阪市の北区や中央区、西区で働きたいと思うようです。
閲覧数ではグンと伸びつつも、
結局応募に繋がる数としては
1/4ぐらいになるということです。
これは今後、
郊外で営業職の募集をされるクライアント様へ、
一つの参考数値として見て頂けたらと思います。
残念ながら、何か原稿の表現などを
工夫したところで変わるものではないです。
郊外は若年層の応募の割合が少ないということです。
この応募者のグラフからわかるとおり、
50代以降が全体の半分以上を占めています。
20代などの若手に関しては
全体の2割ぐらいになっています。
これが堺市など郊外での募集の特徴だと
思って頂けたらと思います。
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こちらは大阪市西区にある、
西梅田に近い会社の営業職の募集です。
予算は17万円ほどと思ってください。
応募数は73件で非常に多いです。
では棒グラフに目をやりますと、
応募総数は多いのですけども、
圧倒的に50代以上の応募者が多いです。
これはなぜかと言うと設備関係の営業の募集で、
つまり扱う商材がちょっとお堅いイメージがあるためです。
設備とかそういった商材は、
難しそうだなぁと思って、若手の応募が減りやすい。
そういった傾向があります。
ですので、閲覧数も50代以上が圧倒的に多く、
やはり応募数も50代以降が半分以上を
占めているということです。
特筆すべき点に、20代前半は、
ほぼ1割にも満たない応募数です。
ここでも言える特徴として、
30代の働き盛りは各企業がなかなか転職させてくれません。
リストラに合わない年齢層ですから、
閲覧数がそれなりに多くても、
応募に移る30代は結構少ない傾向だと
思って頂けたらと思います。
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最後に、大阪の心斎橋エリアにある
広告会社の営業募集です。
3週目に対して応募が17件です。
こちらも早期キャリア形成のため、
35歳未満の方の募集で限定表記をしています。
そのため応募数は、少し少なくなっています。
ただし、ターゲットは割と合っていたという風にお伺いします。
一応お伝えしておくと、
原稿を閲覧する年齢層は20代が割と多いものでした。
しかし、こちらの広告会社は、
どちらかというとネット関係の知識が
必要な業界の広告営業だったため、
残念ながら20代の応募はゼロでした。
その代わり、30代のWeb関係の経験者による
応募につながったということで、
こちらも採用できたという風に聞いております。
キャリア形成のため35歳未満という
年齢限定表記ですが、
確かにこちらは特例で表記することはできます。
けれども、これをすると一体どういう風になるのか。
40代以降の閲覧数が増え、
そして40代、50代の方も関係なく
応募されているという現実があります。
中高年の方は、仕事がなくて困っているので、
ああいった表現をしてあっても構わず
応募してくるのだと思います。
あの表現を使って欲しいという
リクエストを頂くのですけれど、
私もこの表現は意味があるのかなと思っています。
案の定意味はなくて、逆にリスクも高く、
未経験の限定表記しかできないです。
早期キャリアの形成をするために年齢制限をしている、
という特例を言っているだけであって、
経験を問えないというのは結構リスクになります。
下手したら中高年も応募してくるけれど、
全くキャリアのない人しか応募して来ないみたいな、
若年層でも中身のない人しか集まらない可能性があるため、
これは要注意です。
また別の項でも、この効果事例のレポートについて
お話しさせて頂きますので、また参考にして頂けたらと思います。
前編の記事はこちら↓
正社員採用レポート・営業職／前編／媒体問わず
