理美容業界の離職率
こんにちは!日本アドカスタムの岡田です(^^)!
今回のテーマは『理美容業界は資格があっても働かない理由』です!
理容師・美容師はなぜ資格があっても働こうとしないのかその原因を調査
していきたいと思います。
近年、人材不足が課題となっている理美容業界。
原因の一つは、免許取得者の減少にある。
また、「雇っても長続きしない」という声も多い理美容業界では、
人材不足が慢性化し続けている。
【注目ポイント】
・元理容師・元美容師のうち約半数以上が30代女性
・1~3年未満で辞めた人が3割【退職理由】労働時間の長さと給与への不満
・元理容師・元美容師の3割が、「再就職したい」願望あり
・理容師・美容師が勤続するカギは「やりがい」
☆理美容におけるやめる人の傾向☆
理美容職に就いていたが現在は離職している人(=潜在的有資格者/元理容師・元美容師)で最も多いのは、30代の女性で全体の56.1%を占めていた。【グラフ1より】
・1~3年未満で32.3%と、約3割が1~3年未満で辞めていることがわかる。
・3カ月未満~3年未満を合計すると全体の54.3%に上り、半分以上が3年未満で退職していることがわかる。【グラフ2】
一方、現在も理容師・美容師の資格を生かし、働いている人たち(=現理容師・現美容師)の勤務期間を見ると、全体の76.9%が「10年以上」在職していることが明らかになった。一定期間勤続できた人はそのまま長期間、資格を生かして働き続ける傾向があることがわかった。
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☆元理容師・元美容師が仕事を辞めた理由☆
・労働時間と給与に不満
「業務内容の割に給与が低いから」(34.1%)
「精神的に疲れる仕事だから」(32.3%)
「1日に働く時間が長すぎるから」(30.5%)
就業時の勤務日数と時間を聞いてみると、88.9%が「週5日以上」の勤務と回答
※1日当たり10時間以上の勤務をしている人は全体の47.7%に上り、長時間労働の傾向が強い業界であることがわかる。
仕事を辞めた理由
「時間の融通がきかない・休みが取れないから」(28.7%)
理美容職独特の理由として、「薬品アレルギーなど、体質に合わなかったから」を挙げる人も15.2%と比較的多かった。
以上でわかるように
あくまで給与や勤務時間に対する不満、労働環境による課題が多く、仕事自体が嫌になって辞めたのではないようだ。
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☆定着ポイント【3割は復帰を望む】☆
有資格者のうち31.7%の人が、
「条件が合えば、すぐにでも持っている資格に関係する仕事に就きたい」
「時機を見て、そのうち持っている資格に関係する仕事に就きたい」と回答した。
継続して仕事を続けてもらうには
最も多かった理由は、
1位「やりがいのある仕事だから」で53.8%
2位「自分には向いている仕事だと感じているから」44.2%
3位「現在持っている資格を生かしたいから」30.8%
4位「仕事内容に興味が持てるから」も28.8%と上位4位にランクインしている。
業務内容へのモチベーションはかなり重要なポイントであるといえる。