歌手ユリアと一緒に考えよう!動画で求人あれこれ~③面接交通費を支給する
歌手ユリアと一緒に考えよう!動画で求人あれこれ~③面接交通費を支給する
このコーナーでは、
お客様からよくいただく質問・疑問などを
歌手のユリアさんと一緒に
動画でディスカッションしています。
今回のテーマは、「面接交通費を支給する」です。
ユリア:求人広告で面接交通費を支給という
文言をたまに見るのですが、面接交通費を支給で
応募(クリッ ク)が増えるんですか?
林田:はい。まず、クリック数を増やすには
見出しの表現が良い方が良いわけですから、
キャッチコピー・社名・見出しなどの一覧表示に
その表現を書いていることが前提ですよね。
一覧や見出しというのは例えば、
心斎橋 ホールスタッフや心斎橋 営業職とか
梅田 営業職や梅田 事務とかで検索した時に
一覧にたくさんの求人が出てきますよね。
Indeedとかどんな媒体でもそうなんですけど。
その時にこの見出しにその表現が
書けているのかどうか?
これがないとクリック数が増えないですよね。
本文の中に入れても良いんですけど、
本文の中に入れた場合、
改善されるのは応募率なので
それだけ気をつけてもらったらと思います。
ですので、質問の答えとしては増えます。
ユリア:なるほど!でもそうなると
正直、お金がない=自己管理できていない人が
来そうな気がしますが…
そこらへんはいかがでしょうか?
林田:職種によるんじゃないですかね。
今、実家暮らしではなくて
一人暮らしの人で大阪とか東京でもそうですけど、
都会に住んでで家賃が10万円前後するところに
住んでいるとなると転職活動していたら、
お金がなくて当然だと思うんですよね。
例えば、泉大津で一人暮らしをしてて
大阪に出てくるだけでも、
往復で1,000円はかかりますからね…
自己管理できていないというよりも
なけなしのお金だと思いますので、
自己管理ができていないというのは
ちょっと違うのかなと思いますよね…。
むしろ、今逼迫している方の方が
すぐ働いてくれそうな気がしますけどね。
これは僕の個人的な意見ですけども。
ユリア:たしかに言われてみればそうですよね!
そういう人の方がガッツがあるかもしれませんし。
では面接交通費を支給するとして、
そのうえでポイントや注意点はありますか?
林田:面接交通費を支給するのであれば、
まずは上限ですね。上限いくらか。
あと、どういう条件で来たかという
証明書はしっかりもらっておいた方が
良いと思うんです。
例えば、切符って控えでとれるので、
来た時に電車の切符の控えをとるか
もしくは写真を撮っておいて下さいね。
それに基づいて現金出すのでというくらいは
しておかないと、それこそ変な人が来ますよね。
実際に電車に乗ってないのに、
自転車できてお金だけもらいに来る人とか。
そんな人が来たら困ると思うので、
やっぱり必要最低限のそういった確認はするという
ことは求人内容にもちゃんと書いておくべきだと思います。
あとは全額支給するのかどうかという部分ですね。
これは次の質問部分にも続いてくるのですが…。
ユリア:そうなんです!まさに次の質問は新幹線や飛行機を
使用するような遠方の方にも支給するのか?といった内容ですが、
新幹線や飛行機を利用となるとかなりの金額だと思いますが、
そちらはいかがでしょうか?
林田:はい、ここがすごく大事なポイントで
まさにこういう人たち向けにとくに大事な施策です。
例えば、私の実家は淡路島なんですけども
淡路島に住んでる人が大阪や神戸に出で働きたい!
一人暮らししたい!という人は結構いるんですよね。
だけど、今フェリーもないので高速バスに乗って
来るだけでも片道2,000円くらいかかるんですよ。
大阪だと確か片道2,300円やったかな?
往復5,000円くらいかかる中で
採用されるかもわからないのに、
とりあえず来い!気持ちを見せろ!と言われても
それはちょっと困りますよね…。
全然仕事がないならともかく、
今って人材難で一応、探したら仕事はある訳ですから。
当然、支給してくれるところを
優先的にいくと思うんですよね。
飛行機や新幹線もしかりですよね。
だから、その際に会社の中で経路というものを
指定するべきだと思うんです。
結論は僕は面接交通費を出してあげた方が
良いと思うんです。
ただ例えば、伊丹空港からこの電車に乗って
こうやって来てくださいという様な指定をした上で
その現金を来た時に領収書と引き換えで
支給してあげるというのが良いと思うんですよね。
ユリア:たしかに遠方の応募する人の
事情など考えると面接交通費を支給してあげた方が
良いですよね。ということは、林田先生なら
面接交通費の支給をやるということでしょうか?
林田:僕はやります。遠方の人の場合。
ただいきなり一次面接ではやらないです。
やっぱり一次面接はZOOMでやるべきだと思います。
ZOOMでやってまずは、その人の人柄を知って
あとは能力・スキルをZOOMの面談で知って、
会話のキャッチボールをしたり、
質問をしていって、できない人にわざわざ
面接交通費を支給したり二次面接をする
必要はないと思うんですけど、
ご自身の会社の採用基準を満たしている人であれば、
会社が人材難であれば、もう1回求人費出すより
面接交通費出す方が絶対安いですから。
バイトルとかでも1回で56,000円とかかかるので、
それだったら良い人であれば面接交通費を
出してあげて、それで募集はストップして、
採用した方が絶対良いですから。
僕だったら、一次面接はZOOMで二次面接で厳選して
面接交通費支給というのはやると思います。
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