10月1日から最低賃金アップ。時給の見直しをしないと応募が激減します。
10月1日から最低賃金アップ。時給の見直しをしないと応募が激減します。
2021年10月以降に改訂される
最低賃金についての告知です。
昨年のコロナ禍真っ最中の時期は、
最低賃金が据え置きされました。
しかし今年から改訂され、全国で
水準が上がっていく予定です。
最低賃金はこの10月1日から
いっせいに変わります。
注意すべきなのは大手企業の動きです。
●注意点1:大手企業の動向
飲食店ならなか卯、すき家、スシローなど、
あるいは工場系の上場企業などは
最低賃金で設定していた募集内容だと
法令違反になってしまうので、
10月1日を見据え、この9月から
すでに給与を上げてきています。
最低賃金で募集していない企業であっても、
たとえば1100円で募集をかけていたなら
10月からの上昇分を割り増しで上げるのです。
今までと同じ給与で募集されていた店舗は
急に応募効果が悪くなったりします。
たとえば、時給1000円で募集していた飲食店で
急に応募効果が悪くなるのは、
いわゆる大手企業が最低賃金上昇にあわせて
9月から早々と時給を上げている可能性があります。
●注意点2:注意したい地域
とくに郊外ではこの影響が強いでしょう。
郊外では大手飲食店の進出が顕著で、
駐車場完備の大きい店舗を運営しているところが
ほとんどです。そういったところがのきなみ
時給を上げてくるので、旧時給のままでは
応募効果が悪くなる可能性があります。
大阪府の南部であれば堺市や泉大津市、
北部であれば吹田市、茨木市。豊中市などです。
そういったところで求人募集される場合は
ぜひ最低賃金の把握をしていただけたらと思います。
厚生労働省が掲出している最低賃金の詳細について
以下にアップしましたので、こちらもご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/