丸投げは危険!~新聞折込広告を出すときのポイント
丸投げは危険!~新聞折込広告を出すときのポイント
今回は新聞折込広告を出すにあたっての
コツを説明します。(そもそも新聞折込が、
ポスティングチラシやネット広告に比べて
どうなのかという話はひとまず置いておきます)
【新聞折込の問題点】
新聞折込には、2つの問題点があります。
1.正確なエビデンスがとれない
問い合わせが何件あった、などの
結果数値でしか成績評価ができません。
その広告に効果があったのか、
良い点悪い点はどこかが正確にわからないのです。
2.専門業者自体が、広告の知識に乏しい
実際に新聞折込を依頼するときは、
専門の業者に依頼するケースが多いでしょう。
しかしその業者自体が、あまり広告の知識を
持ち合わせていない傾向があるのです。
「こことここの地域に折込しました、以上」などと、
驚くほど大ざっぱな表現で
報告が済まされてしまうことも実際にあります。
【当社での対応方法】
当社では、新聞社とエリアごとに
それぞれ投入した部数を正確に提示しています。
以下の画像をご覧ください。
こちらは、クライアントに実際提示する
エクセルデータを切り取ったものです。
大阪府であれば、朝日・毎日・産経・読売の
4大新聞社の各営業所があります。
たとえば朝日新聞の貝塚営業所は、
折り込める部数は公表されている数字だと
最大3100部といわれています。
その3100に対して何部入れたという結果を
正確にクライアントへ提示しているのです。
↓以下の画像をご参照ください。
また、広告の種類によって
訴求するターゲット層は違ってきます。
たとえば介護施設だと、
80代90代のサービスを受けたい本人が
問い合わせするのではなく、その子供や家族が
連絡を入れてくる場合がほとんどです。
そういった年代の人が多く住んでいそうな、
築20年以上の戸建住宅が立ち並ぶエリアを
現地確認、もしくはGoogleストリートビュー等で
チェックし、選定を行っています。
この方法はポスティングにも応用できる手法です。
クライアントも選定作業に参加していただき、
一緒に見てもらうこともあります。
たとえばクライアントと相談のうえ、
泉佐野エリアを重点的に入れたいとなれば、
なるべくそこを多めに入れて正確な数値も提示しています。
このようなことは、新聞折込を行う際は
最低限やっておいたほうがいいでしょう。
ほとんどのクライアントはこれをせず、
業者に丸投げしていると思われます。
そのやり方するとほぼ効果が見込めないので
なるべくやめたほうがいいと思います。
【新聞折込を行うのに効果的な曜日とは?】
効果的な曜日は状況によってさまざまですが、
現在のように新型コロナウイルスの感染拡大で
マスコミがネガティブ報道をしているときは
在宅率が非常に高いです。
したがって、土日祝日に折り込むのは有効ですが
これもターゲットによりけりでしょう。
こと介護施設については、先述のとおり
利用者の子世代・60代前後の方がターゲットになります。
その世代の人は、感染症対策のために
あまり出歩かない傾向にあるので、
やはり仕事が休みとなる土日祝日は有効なのです。
ただ、土日祝日はチラシの数も多く、
競合が非常に多くなります。
同じ業種でなくても、ピザやスーパーのチラシ、墓石など
いろんな広告がたくさんあって埋もれてしまいがちです。
当社においては、たとえば総部数が6万部なら
土曜日だけに集中させるのではなく、
3万部・3万部に分割して土曜と日曜両方に折り込んだり
土日祝の3連休があるなら3分割したりなど、
ステップして入れることをおすすめしています。
3分割すると、同じ自宅に土日祝と連続して
入ることもあり、それが無駄ではという懸念点も発生します。
ただ、毎日折り込まれることで目に留まる可能性は
大きくなるので、けっして効果がないとは言えません。
【お問い合わせは当社まで】
新聞折込の問題点やコツ、
当社での対応についてお話してきました。
新聞折込についてのご相談がありましたら、
林田までお気軽にご連絡いただければと思います。