介護・福祉事業に携わっている方に観ていただきたい映画/「ギルバート・グレイプ」
介護・福祉事業に携わっている方に観ていただきたい映画/「ギルバート・グレイプ」
今回は介護福祉事業に携わっている方に
観ていただきたいオススメ映画をご紹介します。
【ギルバート・グレイプ】
ジョニー・デップ
作家性の強い作品に好んで出演し、様々なキャラクターを
自在に演じ分け実力派俳優として活躍。
映画デビューは1984年の「エルム街の悪夢」。
「シザーハンズ」「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」など。
レオナルド・ディカプリオ
1997年「タイタニック」で一躍スターダムにのし上がる。
2015年「レヴェナント 蘇えりし者」でアカデミー主演男優賞を
4度目のノミネートにして初受賞した。
ジュリエット・ルイス
父親は、俳優のジェフリー・ルイス。
1991年の「ケープ・フィアー」で
アカデミー助演女優賞候補となる。
【ギルバート・グレイプ】は、
1993年公開のアメリカ映画。
今作でレオナルド・ディカプリオは
アカデミー賞にノミネートされました。
舞台はアメリカの片田舎。
主人公(ジョニー・デップ)は、
知的障害を持つ弟(レオナルド・ディカプリオ)、
過食症を病む母親の世話をしながら、姉妹と暮らす。
ある日トレーラー・ハウスで祖母と
旅を続ける少女(ジュリエット・ルイス)と出会い、
主人公の疲弊した心にも少しずつ変化が起こっていく…
という物語です。
家族を支える重圧や閉塞感の漂う日々、
ただ時間だけが過ぎていくことへの
苛立ちと葛藤を描いており、
家族愛とは?自己犠牲とは?自由とは?
と考えさせられます。
辛いことから立ち直るのは難しいけれど、
その場に立ち止まっていては何も始まらない。
新しい世界を開拓するのは自分なのだ、
そう思えた作品でした。
そしてなんと言っても
知的障害を患う弟役のレオナルド・ディカプリオの
演技が圧巻でした!
取り扱っているテーマからすると、
重苦しいだけの映画に思われるかもしれませんが、
大げさな表現はなく淡々と日常が描写されており、
実に爽やかな映画です。
介護・福祉・医療業界の人に観て欲しいのですが、
ちょっと派手めな生活をしているイケイケな経営者や
敏腕営業マンの方にもぜひ観ていただきたい作品です。
私、林田も仕事でシャカリキに走り回っていた頃に、
この映画を観て、改めて自分の足元を見直したりと
色々感慨深いものがありました。
余談になりますが、
求人に関するご訪問およびズームでお会いした時は、
5分でもいいので映画のお話語らいませんか?^_^