飲食ホールアルバイト編/緊急事態宣言後の求人効果
飲食ホールアルバイト編/緊急事態宣言後の求人効果
●こんなことにお困りだと思います。
緊急事態宣言が明けてお店の営業を再開したら、
意外とお客さんの戻りが大きく、驚いた週末を
過ごされた方もいらっしゃると思います。
コロナ禍以前の状態に戻るのは難しいとしても、
緊急事態宣言下の自粛明けによる反動は
想像以上です。しばらくこの流れは続くでしょう。
そうなるとおのずと人材も足りなくなり、
募集や採用の困りごとが増えると思います。
そこで今回は現在の募集事情について、
飲食業に絞ってお伝えしていきます。
●なぜこういったことが起こるのか。
緊急事態宣言が発令されていた時期に求人を出すと
コロナ禍以前に募集をかけた時よりも、
おそらく4倍~5倍くらいの応募数が
来ていたのではないかと思います。
しかし現状はそういうわけにいかないのが本音です。
現在、封を切ったかのように一斉に
自粛が解除されているわけですから、
求人掲載件数もかなり増えているのです。
肌感でいうと、たとえばバイトルは
12%ほど掲載件数の総数が増えています。
こうなってくると競合が増えて、
自分のお店の求人が選ばれにくくなります。
だから緊急事態宣言下の時のようには、
人材確保できなくなっているわけです。
●解決するには(具体的な方法)。
ただこの時期は、応募者のほうも
なんとか定職を見つけたいと思う方が多いので
良い人材がとれるチャンスではあります。
改めて、時給や待遇・特典といった
働く人のメリットを作り直してもよいと思います。
たとえば、お店も大変な時期ではありますが
年内はひとまず別途ボーナスとして、
月50時間以上勤務してくれた人には5千円を
支給するなど、特典をつけてもよいでしょう。
これから国内ではオリンピックが行われ
あっという間に年末に流れていきます。
マイナスになった日本経済が、年末に向けて
復活していく状況になるでしょう。
それと同時に、接客業においては
売上が完全に戻るか戻らないかはさておき
とても忙しくなると思います。
今ここでよい人材を確保しておかないと、
せっかくビジネスチャンスが戻ってきたのに
「売上を思ったほど上げられなかった」
という状態になりかねません。
余分経費が多少かかったとしても
それは必要経費だとみなし、
時給や特典などを見直してみてもよいでしょう。
臨時特典でもよいと思います。
●我々でできること、ご提案していること。
我々は各社の求人媒体を扱っていますので
今お伝えしたようなことも
ご提案させていただいております。
他社の情報が入らず、どういった手を打っていいか
わからない方は、林田までご相談ください。