求人広告で募集するのに苦労する職種TOP5
求人広告で募集するのに苦労する職種TOP5
今回は、求人広告業界経験20年の私、林田が
自身の経験を元に求人が集まりにくい職種
トップ5を紹介いたします。
第1位:美容師
美容師というと、非常に店舗数も多く
華やかな業界というように外部からは見えますが、
一般の求人広告では、ほぼ応募は集まりません。
サロンを経営されている方はご存知だと思います。
ですから、新卒を採用したり、
リファーラル採用(紹介)を増やすといったやり方に、
もう十数年以上前からシフトされていると思います。
第2位:看護師
看護師と一口に言っても、
美容クリニックや訪問看護など
様々な職場があります。
その中でも特に、一般病棟の看護師は集めにくいです。
夜勤がある分、給料は非常に高いのですが、
人材不足のため、なかなか退職させてもらえないのです。
なぜなら、その人が辞めると担当していた患者を
誰かが代わって受け持たなければいけなくなるからです。
人手不足の中、次の人への引き継ぎをする調整などで、
退職するのに最低半年はかかると言われています。
こういった事情で看護師を正社員で採用するのは、
なかなかスムーズにいきません。
ただし、掛け持ちのパートは採用しやすいです。
美容クリニックの場合、こちらはまだ一般病棟の
看護師に比べると求人を集めやすいかと思います。
しかし、美容クリニック業界は35歳ぐらいを目安に
暗黙の了解で年齢制限をされているように思います。
一般の看護師をしながら、
35歳までに美容クリニック業界に路線変更する人が
どれだけいるかというところですね。
そういう意味でのハードルは高いといえます。
第3位:大型ドライバー
昨今、コロナの影響もあって、
通販需要が非常に増えていることもあり、
常に人材の奪い合いが起きています。
コロナ以前から、既に通販が
流通の大きな軸となっており、
ドライバーの求人は非常に苛烈な状況にあります。
収入が高額とはいえ、長時間拘束ならびに
重労働なのでなかなか応募が集まりにくいのです。
さらに大型トラックの場合、
免許を取得した年月日も含めて一定期間制限があります。
ここでは詳しい内容は割愛しますが、
そういった面から大型ドライバーは採用しづらいです。
第4位:ケアマネージャー
ケアマネージャーは、介護施設でケアプランを作成する仕事です。
昨今、介護施設は急増しているため、人材の取り合いになっています。
デイケアマネージャーというのは、
基本的に利用者の生活をアドバイスサポートする役割なので、
ここだけの話ですが、休みの日も電話がかかってきたりして、
かなり重労働だと言われております。
今はインターネットを通じて、
そういった情報がたくさん書かれているので、
これからケアマネージャーを志望する人は非常に減っています。
20年前に比べると1/10の人間しか
ケアマネージャーの資格試験を
受験しないと言われています。
さらに、看護師や他の医療福祉系の資格を持った方が
キャリアアップのためにケアマネージャーの資格を
取るといったパターンはあるのですけれど、
実際に、ケアマネージャーの資格を持ってはいるものの、
その資格を活かして働いていないという人は結構多いです。
第5位:建築土木系の現場作業員
ここで取り上げる職種は、
電気工事や現場監督のことではありません。
鳶職のような建築系の仕事です。
この職種は、非常に応募が集まりにくいです。
昔は、学歴に自信がないけれど
力自慢だとか体を動かすことが好きな人が、
手に職をつけて建設現場で鳶職とか土木の仕事で
経験を積んでいったものなのですけれど…。
最近の若い人は、あまりこのような仕事は
選ばない傾向が強いです。
女の子にモテないとかちょっと泥臭いイメージが
あるためだと思います。
そして、この仕事を選ばなくてももっと稼げる、
重労働を負わなくても稼げる仕事が増えたこと。
これが原因だと思います。
ですので、建築土木の現場作業員を募集する場合は、
人が足りなくなった時に募集をかけても
すぐに人が集まらないという認識を持って
いただいた方が良いと思います。
ぜひ、林田までご相談ください!
私、林田の方でも採用の経験はございます。
ですので、どんな広告を出すかよりも、
求人広告を出すに当たって
重点的にどういった準備をした方が良いのかという
ご提案をさせていただくことができます。
この5つの職種以外にも
求人を集めにくいものはありますので、
お困りごとがありましたら、ぜひご相談ください!